【プログラム実施】伊那北高校フィールドワーク(国際コース)

7/25、伊那北高校より、「国際」をテーマにしたグループ38名がフィールドワークで「国際理解プログラム」を実施しました。

午前は、JICA駒ヶ根訓練所にて、JICAの活動や青年海外協力隊についてのお話しを伺い、施設見学をしました。

午後は、ふるさとの家にて、「国際協力を考えるワークショップ」と「アナさん(地球人ネットワークinこまがね会長)との交流」を行いました!

~生徒の感想(一部抜粋)~

①JICA駒ヶ根訓練所見学
・国際協力でも、そうでなくても、「一時的」な目線だけでなく、「長期的」な目線で考えることが大切だと分かった。
・自分の思っていた途上国と、実際の途上国では大きな違いがあり、先入観だけで物事を見ることを無意識にしていることに気付いた。
・自分たちは国際協力とは程遠いところにいると常々感じていたが、日本国内にいても世界と関わっているんだと思った。
・青年海外協力隊は、「支援」と言っても、きっと現地から学ぶことも多いんだろうなと思った。
・私はまだ、自分の将来の仕事も、長所も良く分からないけれど、いつか自分の長所をいかして仕事ができるなら、青年海外協力隊もやってみたい。
・日本の食料自給率が低いということが挙げられていたように、世界は協力しないと生きていけないんだと改めて感じた。
・語学を楽しそうに学んでいたり、先生も優しそうだったりしたので、すごく充実できそうな場所だなと思ったし、自分自身を成長させられる場所だなと思いました。

②ワークショップ「自分たちにできる国際協力って何?」
・グループで話し合うことで、他の人の意見から自分の意見が変わったり、新しい意見が出てきたりして、国際関係を考えるときには、たくさんの人の意見を多角的に見ることが大切なんだと思った。全員が幸せになれる支援の方法を見つけていきたい。
・安易な考えで支援するのではなく、いろんな視点から考えて現地の人が自立できるようなことができたらいいと思った。
・その国のやり方を全て否定して日本の技術を教えるのではなく、現地の技術を生かしつつ、新しいことを取り入れられると良いと思った。
・ただ物やお金を送るだけで満足するのではなく、送った物やお金がどのように活用されるのかを、最後まで見届けるのが大切だと思った。
・自分たちが考える「みんなを笑顔にできる援助」について、意見を共有できた。できることはいろいろあると思ったのと同時に、やらなければいけないこともたくさんあると感じた。
・支援の良い面、悪い面を知れた。世間で良いとされていることを一度疑うことが大切だと再確認した。

③地球人ネットワークinこまがね 高森アナさん(ペルー出身)との交流
・たくさんの国の人が、つながりをもてることは、すばらしいものだと思った。
・アナさんのお話しを聞いて、勉強だけでなく、どこにどんな可能性がひそんでいるかわからない、というのが面白かった。自分もチャンスをつかめるようにしたい。
・様々な国籍の人たちが1つのグループになって活動するのはステキだし、たくさんの発見があるんだろうなと思った。
・こういう機会で、外国のお話しを聞くと、自分も外国へ行ってみたい気持ちがさらに大きくなった。
・自分も国際協力についてさらに考え、「一歩を踏み出したい」と思った。
・どんな環境でも、自分を信じて努力していれば、大きなものを手に入れることができると思った。
・在住外国人と日本人が、互いの偏見や思い込みがなくなり、信頼し合えるということが、戦争や差別をこの世界からなくすために一番大事なことだと思った。

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