伊那北高校がフィールドワークでふるさとの家に来ました!

11/17、伊那北高校より「国際」をテーマにしたグループ37名がフィールドワークでふるさとの家に来られました。

午前:開発途上国が抱える問題を考えるワークショップ

エクアドル、カンボジアの家族のエピソードを読んで、それぞれが抱える問題を考えました。

〔参加した生徒の感想:一部抜粋〕

・世界ではどのような人が、どんなことに困っているのか、実際のお話を通して学べた。ただ単に言葉で言い表せるような単純な問題を抱えているのではなく、いろいろなことが複雑に絡み合ってできた問題を抱えているのだと強く感じた。そのような問題を根本から解決する方法を見つける事は不可能に近いけれど少しずつ小さなことを積み重ねていきたいと思った。
・開発途上国では、学校に行けない子ども達がいるという事は、今までうっすらと知っていたけれど、午前中のワークでなぜそのような状況になってしまっているのかみんなの意見を聞いたり話を聞いたりして様々な視点から考えることができた。いろんな課題も通じるところがあって1つを解決する方法を考えても別の課題にぶつかってしまって、解決策を考えるのがなかなか難しかった。エクアドルの子ども達が前向きに捉えていることを知って、何か変えようとする力を持つことが大切なのかなと思った。
・今もまだ世界で様々なことが問題になっている事は知っていました。しかし、それが具体的にどんなものなのかどのような解決策があるのかを考える機会がなかったような気がします。なんとなく知っているのではなく、事実を受け止め、今の世界の現状をきちんと理解することの大切さを改めて感じました。
・開発途上国の人たちの暮らしは、今までもテレビやネットで見た事はあったが、今回のように何が問題なのか自分で考え、人と意見を共有するといった事は1度もなかったので、より具体的に身近に考えることができたと思う。

昼食:ネパールランチ(ポカラダイニング)
午後:駒ヶ根で活動する団体の活動紹介

駒ヶ根で活動する3団体(ネパール交流市民の会、セカンドハンド駒ヶ根、地球人ネットワークinこまがね)から、それぞれの活動について紹介があり、最後にペルー出身のアナさん(地球人ネットワークinこまがね 会長)とダンスで交流しました。

〔参加した生徒の感想:一部抜粋〕

・一番心に残ったのは「かわいそうだからやるんじゃなくて、みんなが幸せになるためにやる」ということです。自分も「かわいそうだからやっているんだ」と思っていたけど、これからは「みんなが幸せになるためには何ができるか」を考えていきたいと思った。「みんなを幸せにするために」やっている活動が身近にあることを知らなかったから、自分たちの周りで行われていることをもっと知って、いつか活動に関わることができたらいいなと思った。
・日本と海外では違うところはあるけど、その垣根を越えて、国同士や、人同士で交流しているのはとても素敵だなと思いました。自分でもできる事はたくさんあると言うことがわかったので、できることをしていって、協力していきたいなと思いました。
・日本人も開発途上国の人々に貢献していることが知れて、私が何かしたわけではないけど温かい気持ちになれた。世界で困っている人について、ここまでじっくり考えたことがなかったので自分には何ができるのか考えさせられるとても良い機会でした。ダンスすごく楽しかった!
・異文化の中へ飛び込むことに、初めは躊躇してしまうかもしれないけれど、「〇〇人」「●●人」のように考えず、1人の人間として関わることが大切だと思った。今回の学習を、この先の自身の行動を考えるきっかけにしたい。
・自分の住んでいる地域にも、思っていたより多くの外国籍の方が暮らしていることがわかってワクワクした。海外の方と深く交流するには外国に行かなければならないと思っていたけど身近なところにも交流をできるところがあることがわかったのでもう少し自分から関わりを持とうと思った。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

目次